リバースアダプターって何?
なんと、レンズを逆さにカメラにつけることができるんです! レンズを逆さに付けるなんて、何かバチが当たるんではないかと思うほど衝撃的でした。 仕組みとしてはレンズの前玉側にあるレンズフィルターを付けるネジ切りにリバースアダプターをつけ、リバースアダプターの反対側に切出されたレンズマウントをボディにマウントするというもの。
どんな写真が撮れるの?
こんな写真。(トリミングなし6000×4000) マクロレンズで撮影したことあるなら、この撮影倍率の凄さはわかるはず。iPhoneどんなに近付けてもピンと合わなくてこんな写真は撮れない。(撮影倍率がいくらかとは出してないです。すみません。)
ボディ :α7iii レンズ : NIKKKOR-HC 28mm f3.5 + リバースアダプタ + マウントアダプタ
意外ととっつきやすい。
リバースアダプター
- リバースアダプター自体は¥1000円前後で購入できる。 私は以下の物を購入。 カメラボディのセンサーとレンズの後玉(今回は前玉)の距離を長くすると、より拡大した画を撮影することができる(この話はまた今度)が、どれを選んでも今までにない画が撮れるので、どれを選んでも失敗はない。
- Nikon BR-2A リング BR-2A
レンズ
- レンズ自体も中古で十分。 私が購入したNIKKKOR-HC 28mm f3.5 のレンズもハードオフのジャンクコーナーで¥1000円で購入したもので撮影している。レンズが逆転しているため、オートフォーカスとか電子接点とかの考慮が不要であり、安いオールドレンスで十分。後述しますが、被写体側に出てしまうレンズの後玉が傷つくリスクが増えるので、リーズナブルなレンズのほうが精神衛生上いいかも。
- フィルター経があっていれば使用できるので、レンズのマウントに縛られない。
撮影時の注意点
- ・レンズの撮影時の設定をexifとして得ることができない。 レンズの前玉側からついているので、電子接点とかないので、f値とかの情報は保存されない。
- 超近接撮影になるので、レンズの後玉にキズをつけないように注意すること。 こんなマニアックな撮影ってあんまりする人いないからこう時に使えるレンズフィルターって用意されてない。
- レンズによるピント調整は難しい。後玉側にピント調節するレバーがあるが、撮影しながらこれを調整するのは結構無理がある。カメラや被写体を前後させてピントを調節したほうが合わせやすい
- 極小世界を撮影するので、少しの手ブレも影響あり。三脚はあったほうがいい。
まとめ
いかがだったでしょうか。マクロレンズを新たに買うよりよっぽどリーズナブルで、よりマクロな世界を撮影できるリバースアダプタ。リバースアダプタの存在自体それほど知名度があるわけではないので、是非人とは少し違った写真を取りたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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