GRiiiの後継機?が発売されるらしい
GRiiixの発売が発表されたらしい 従来機種であるGRiiiは2019春に発売された機種であり、現在でも最前線で使用されている機種である。特に「スナップシューター」として、写真愛好家に好まれる機種である。サイズ、操作感、起動速度において抜きん出ており、SNS映えするような派手さではなく、日常の何気ない一コマに情緒やストーリーを込めて切り取るという、スペック値では表現できない名機であった。
そんな完成された「スナップシューター」の後継機?として発表されたのが、GRiiixだ。GRivではなくGRiiix。果たしてどのような違いがあるのか、メーカー公式HPに記載されていたスペック表を基にどのような機種か見ていきたい。(さっきスペック値では表現できないといってたやん。。)
GRiiix vs GRiii
公式HPから引っ張ってきたスペック表が以下。
製品名 | RICOH GR IIIx | RICOH GR III |
---|---|---|
画素数 | 約2424万画素(有効画素) | 約2424万画素(有効画素) |
撮影素子 | 23.5mm x 15.6mm
CMOS |
23.5mm x 15.6mm
CMOS |
高感度(ISO感度) | ISO100-102400 | ISO100-102400 |
焦点距離 | 26.1mm (35ミリ判換算で約40mm相当) | 18.3mm (35ミリ判換算で約28mm相当) |
F値 | f/2.8-F16 | f/2.8-F16 |
撮影距離 | 標準: 約0.2m-∞
マクロ: 約0.12m-0.24m |
標準: 約0.1m-∞
マクロ: 約0.06m-0.12m |
連写撮影 | 4.2コマ/秒 | 4.2コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000-30秒 | 1/4000-30秒 |
画像モニター | 3型
103.7万ドット |
3型
103.7万ドット |
電池タイプ | DB-110 | DB-110 |
電池寿命(撮影枚数) | 約200枚 | 約200枚 |
記録メディア | SDカード
SDHCカード SDXCカード |
SDカード
SDHCカード SDXCカード |
内蔵メモリ | 約2GB | 約2GB |
防塵・防滴 | – | – |
幅 x 高さ x 奥行き
(突起部含まず) |
約109.4 x 61.9 x 35.2 mm | 約109.4 x 61.9 x 33.2 mm |
質量(重さ) | 約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約232g(本体のみ) | 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ) |
発売日 | 2021年10月上旬 | 2019年3月15日 |
感想と考察
大きく変わっているのは焦点距離のみ。(重さの少し軽量化されているが、もともとGRiii自体が232g と非常に軽量であるため、た5g 軽量化されたところで実感はないだろう。)
焦点距離が長くなったので、より被写体に的を絞った写真が撮れる様になった。35mm換算で40mmなので、やや風景を撮影するには取回しが難しくなったが、被写体にフォーカスするような(ポートレートとか)写真は取りやすくなっただろう。おそらく、この焦点距離が違うバージョンが最大のウリとして発売する予定なのが伺える。最近のスマホは広角の撮影が得意であることからも、スマホとの差別化を狙っているのかもしれない。「スナップシューター」のライバルは、高感度、高画素、連射に優れた一眼レフではなく、今ではほとんどの人が持っているスマホなのだから。
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